「住みづらい家に住んでいた=殺人犯になった」という無理やりな理屈を話す人がいた。
その人の言い分は「5年10年と住み続けると、日々の小さなストレスが積もり積もって、情緒がおかしくなる」とのことだ。
実家の私の部屋は北向きで窓も小さく昼間も薄暗い4畳間だった。収納スペースもなく、この狭い部屋の中に箪笥と学習机、本棚とベッドを置くと人1人寝転ぶような場所もなくなる。テレビを置くスペースもないが、そもそもテレビのアンテナもなかった。関係ないけど、docomoは場所によって圏外だ(当時)。
とても気が病む狭苦しい部屋だった。
朝起きたら陽の光を浴びましょう!…と言われても、特に冬場は陽の光を拝むことができない。寝転ぶと頭上に服が吊り下がっているのも閉塞感を煽る。ハンガーラックがベッドのヘッドボードのように置かれていたのだ。
ポールハンガーも置かれていた。「要らない」と言っても「置いておけ」と無理やり押し付けられるのだ。パズルのように詰め込まれていたので、模様替えはイコール倉庫番。とても1人では無理だった。
心を病んでも家族は「うつ病は甘え」の考えの人間である。鼻で笑われ、更に心を病んでいく。
この家に毎月5万入れるのおかしくね?と思いながら社会人になっても住んでいたのだが…
一人暮らししててもこの親に毎月5万入れるのはおかしくね?と思っている。
奨学金のお金(※実家に置きっぱのゆうちょ)…と思ってたらとっくの昔に払い終わってたんだぜ…
「誰と住むか」と「どこに住むか」はとても重要で、ご近所トラブルが発展して殺傷事件に発展することもあれば、そりゃあ家庭内で人死にも発生するだろう。
人によっては「家」というのは牢獄なのだ。
「筆者」はよほど幸せな家で育ったのだろう。
…仮面に黒タイツなのに…
変な家2〜11の間取り図〜
雨穴
2023/12/15
『変な家』第2弾! あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか? 前作『変な家』の反響を受け、筆者のもとに全国から届いた「奇妙な間取り」の数々。 今作では、その中から11の間取り図について、それぞれの家にまつわる不可解な体験や過去の事件を取材・考察していく。 行き止まりの廊下、林の中の水車小屋、逃げられないアパート――奇妙な構造の背後には、家族の秘密や深い悲しみ、時に恐ろしい犯罪が隠されていた。 一見バラバラに見える11の資料は、終盤「栗原の推理」によって一本の線でつながり、すべての謎が驚きの結末へと導かれる。 これは、家という身近な空間が孕む“闇”を浮かび上がらせる、間取りミステリーの集大成である。
