SFを読んでいる。
というより、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んでいる時のことを思い出した。
あーうんうん。宇宙空間では「ちょっとそこまで」と必要なものを買い出しに行けるわけもなく、宇宙船に積んでるもの使うしかないんだよねーとか他愛ないことから始まって、角度計算して目標物の位置を探して…その『目標物』との出会いよりも別れを思い出す。6進数の世界に六太が旅立つことになったら…なんか上手いこと生きてそうだな。ℓI太だし。
宇宙空間に独り取り残され、何度も死と向き合う。かつての仲間達を思うのは近付く最終回の気配であり、迫る死が見せる走馬灯だ。
死の間際まで生きることを考えたい。最終試験で吾妻に告げた言葉が回収されるとは思わなかった。六太はソユーズに、そして日々人に見つけてもらえるのか。
管制の必死な姿は『アポロ13』の映画を彷彿とさせる。スイングバイすれば加速するから軌道修正分含めてこれなら地球に帰せる!とシャカシャカ計算するの…
理系に進んで数ⅢCまで習えば私も出来ると思ってたんですよ…幼い私はそう思ってたんですよ…出来るわけねぇだろ!
『アポロ13』を観て、宇宙飛行士よりも管制官のカッコ良さに憧れた幼い私はNASAの管制ってどうやったらなれるんだろうと調べたわけですよ。
じゃあ宇宙工学を学べ、と。英語は当時、ずっと英会話教室に通っていたからそのまま続けるとして宇宙工学だ、と。
どちらかというと惑星の地質学の方が好きだし、予算の回して貰えない天文学の方が興味あるし、なんならそれらの星が紡ぐ星座による神話と絵画の方が興味あるのだけど…とりあえず理系には進んだ。
あんなシャカシャカ計算できるようにはなれなかった。
なんかな。物理が壊滅的に「え?何が面白いん?」と思ったのよ。圧倒的に化学の方が面白いんよ…
次巻完結ということで『宇宙兄弟』は読み返すとして、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も読み返したいし(文庫でないので持ち歩きにくいのが難)、アポロ13も観直したい。時間がいくらあっても足りないので…8月は有給を取ろうそうしよう。
宇宙兄弟45
小山宙哉
2025/7/23
NASA、JAXA、ロスコスモスの共同作業によって、漂流中の六太の軌道を割り出すことに成功。 そのルートに日々人が乗るソユーズを向かわせるという救出ミッションが進行している。 予断を許さない酸素残量や軌道のズレによる発見の遅延と、不安要素は多い。 絶望の中、兄弟のランデヴーは成功するのかーーー。 次巻、ついに完結!
